ども三連休妻です。明日からも連休だといいなあ。
あれ、ひなまつりいつ終わった?
そんなこんなな今日この頃です。
昨日は特急で1時間半かけて名古屋まで行ってまいりました。
愛知県美術館でアンドリュー・ワイエス展を見るためです。
アタクシこの画家の作品がダイスキでして…
アンドリュー・ワイエスはアメリカの国民的な画家です。
アタクシが中学か高校の頃、彼のある作品が美術の教科書の表紙になっていました。
実はこの1月に91歳で亡くなってしまったのですが…(泣
彼の作品を簡単に言うと、アメリカの
だだっぴろーーい田舎の風景とか
今にも壊れそうなふるーーいおうちとか
ワイエスさんちの物置小屋にあるバスケットとか
そういう正直どーでもイイものを描いていた人です。
ですがその描写たるやまさに精緻…
写真のよう、というと幼稚な表現ですが、
徹底的にリアリズムを追及した彼の作品には、
なにげないモノに対するものすごく深い愛情が感じられるのです。
また彼は障害を持った女性とその弟を長年描きました。
上の写真はその女性を描いた「クリスティーナの世界」という作品で、
彼の名を一躍有名にした作品です。
「過酷な生活を強いられる者」や「滅びていくもの」を見つめることで、
「何がどうであっても流れていく『時間』」を描きとめようとしたのかもしれません。
ワイエスさんちの小屋から見た風景です。
吊り下げられたバスケットがありますが、
まるで本当に籠を編むように丁寧に丁寧に描かれています。
目に見える「なんでもないもの」に対する愛情は、
そのまま「なんでもない日常」に対する愛情です。
彼の作品を見るとシアワセな気持ちになるのは、
自分の「とりたててこれっちゅうこともない日常」が、
シアワセなものに感じられるからかもしれません。
「これでいいんだ」みたいな。
「なんでもないようなことがシアワセだったt…」みたいな。
美術館でたっぷり2時間、至福の時を過ごしました。
ですが名古屋からの帰りの電車(直通)が2時間に1本しかなく、
しかたがないのでデパートをうろついておりました。
オットへのおみやげにTシャツを買いましたが、それでもまだ時間があるので、
つい自分のお洋服も買ってしまいました。
オットのTシャツの4倍のお値段で。
「これでいいんだ」みたいな。
しばらくは余韻にひたりそうです。






この展覧会の会期中に亡くなったので、展示の解説が
存命中として書かれていたのが悲しかった…
でも彼がインタビューの映像で
「好奇心が動いたらすぐに飛び出して行って描くんだよ!
『91歳だから』なんていってられないよ!」
と力を込めて言っていたのが印象的でした。
アタクシも高校のとき何も作らない美術部員でした。
時々美術館に行くと、忘れていたものを思い出します。
アタクシもこれからは文化的に。ちょっとだけ。